海外では居合ブームなどもあり、日本刀への評価が高まっているのに、刀鍛冶が年間作れる刀は24振りとの制限もあり、いま世界中に中国製の日本刀が溢れている。日本刀のブランディングを明確にして、刀鍛冶への規制を見直すべきだろう。
そうは言うても、伝統的な製法だとひと振り作るのに10日はかかるから、一ヶ月フル稼働しても月産3本が限界。年間作れる刀の数が24本から36本になるだけのような。
それに日本刀の作刀は、伝統工法縛りがあるので玉鋼を使わなくてはいけない。つまり、玉鋼の増産もしなくてはならないのだけど、玉鋼の生産はそれ自体がイベントになるほどめったにやらない(工業的生産ではないから生産性がクソ悪い)。
じゃあ、伝統工法縛りを撤廃するか? という話になるけど、そうなると日本刀のブランディングとは?? という話になり、本末転倒感が漂う。
簡単に言うと詰んでいる。