/note/social

「離婚したら子供が悲しむ」とかいう幻想

「離婚したら子供が悲しむ」とかいうけど、ある程度物心がついた年齢で親の離婚を経験した人々で話し合うと、だいたい「ほっとした」「やっと、と思った」という話になるよね。

@jiro6663

家庭や夫婦関係がどのような状況であろうと子供はその維持を望んでいるはずというのは、なんていうか、多分、大人の方がそれにすがりつきたかった幻想なんだろうと思う。

@jiro6663

世の中にはそういう種類の幻想を求める人がいるのは分かるけど、あの幻想の厄介なところは、別にその幻想から何も得るところのない子供に責任を負わせてしまうところで。それはちょっと厄介だなとたしかに僕も思ってた。

@jiro6663

両親に離婚を告げられた際、父に「お前らは反対するだろうが」と言われた時の「え?誰が?」という子供たちのリアクション。いま思い出しても、なかなか気の利いた風刺コントのようであったし、あのコントはたぶん色んな家庭が経験するんだろうと思う。

@jiro6663

自分が大人になった今だと、たしかに「どんな家庭や親でも子供はそれを必要としている」という幻想を手放してしまうと、「子供に惜しんでもらえるほどの親だったのか?家庭だったのか?」という問いに丸裸で直面しなくてはいけなくなるので、その怖さはよく分かりますね。

@jiro6663