1)ゲーム会社に勤めていた知人の話。
その会社は、社内の(特に役員数名の)反対があったにもかかわらず裁量労働制を敷いた。
11:00~14:00のコアタイムに出勤していれば、来る時間・帰る時間は自由。すると社員のほとんどが11:00に出勤して、夜も遅くない時間に帰るようになった。(続く
2)そうなると当然仕事の進捗は遅くなるのだが、その会社には休日出勤手当があった。社員の多くは平日に最小限の仕事をして、土日に遅れを取り戻すような働き方をした。(続く
3)結果、基本の給与+休日出勤手当で人件費は膨れあがり、経営陣は休日出勤の多い社員に退職勧奨をしたという。会社は赤字、社員は減るで、その会社は傾きましたとさ。(終わり
そりゃそうなるという話である。