ずっと思ってんだよね ルワンダ大虐殺の話、後から調査すると「仕方なかったんだ、メディアはみんな殺せと言っていた、一人だけ逆らうのは無理なんだ」みたいなこと言うから「ヘイトスピーチは問題だ」って話になるけど、本当は「殺したかったからヘイトスピーチが必要だった」んじゃないのか?
タマゴが先かニワトリが先か的な話だけど、あれは元々人為的に作られた民族的分断と刷り込まれたヘイトが発端だから、やっぱりヘイトスピーチによって引き起こされたと考えるべきである。
一連の流れとしては、
(1)ベルギー人が元々民族意識が希薄だった先住民に根拠不明な基準で民族を設定する(←この時点でヘイトスピーチという認識)
(2)ベルギー人が両者に本来存在しない格差を設定し、対立を煽る
(3)当然、両者に摩擦が生まれ、ヘイト値が高まり、相互憎悪の土壌が醸成される
(4)溜まったヘイトは大っぴらなヘイトスピーチによって臨界点を突破
(5)虐殺へ
という感じなので、やはりヘイトスピーチが元凶だと捉えて差し支えないのではなかろうか。