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派遣のピンハネ率について(増田文書)

より。

SI派遣の財務とか人事やってる増田だけど、派遣される技術者の場合、以下のどっちの条件が良い?

1.

技術者は契約社員として勤務する

売上の70%が技術者の報酬となる

仕事が無くなった場合、報酬も0となる(正社員に一方的な不利益変更は認められていない為、契約社員という雇用形態)

社会保険、労働保険、厚生年金有り。退職金、賞与無し

研修無し

2.

技術者は正社員として勤務する

売上の40%(目安)が技術者の報酬となる

仕事が無くなった場合、休業となる。その場合、報酬は過去の2/3となる

社会保険、労働保険、厚生年金、退職金有り

年度末に会社の利益が1.のケースとの差額分生じた場合、それを決算賞与として支給する

年間100時間ほどの研修有り。もちろん勤務時間内

まぁ結局のところ朝三暮四で、ハイリスクハイリターンか、ローリスクローリターンのどちらを取るか、なんだけどね。

どっちもクソという回答はご遠慮いただきたいです。

当社は2のパターンなんだけど、後で派遣単金とモデル賃金出しますね。

3/6 23:55 追記

派遣単金等々書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20180306235504

元増田です。コメントありがとうございます。モデル単金と年収は下記の通りです。

・22歳(新卒・PG)単金45万 年収350万(月給25万)

※入社半年は座学研修だから売上も0だけど

・30歳(SE) 単金60万 年収500万(月給35万))

・35歳(PM) 単金90万 年収700万(月給50万)

・40歳(コンサル)単金120万 年収900万(月給70万)

一部フェイクあるけど、残業代込みでざっくりこんな感じ。ご覧の通り賞与は2ヶ月前後です。これに各自の交通費が付きます。ちなみにこの数値は会社説明会でも見せています(もちろん配布はしません)。もっとも学生さんに単金とか説明しても理解してもらうのは難しいと思うので、年収だけ見てもらえれば良いという考えです。

だいたい1/3ピンハネしてるけど、これでも上記の交通費とか社会保険料、技術者の研修や有休分の人件費、営業や事務など間接部門の人件費、あと最近高騰している採用コスト考えたら結構ギリギリなんですよ。今年度の利益率、1桁前半%の見込みですし。1億近い役員報酬貰ってるくせに、ろくに仕事をしない2代目のボンボン社長がいなくなればもっと楽に…(ゴニョゴニョ)。

ちなみに都内にある300名規模の独立系派遣会社。毎年10~20名ぐらい新卒と中途を採用して、10~15名ぐらい退職していく感じ。ボンボン社長は「せっかく育てたやつを辞めさせるな」って騒ぐけど、離職率4~5%は相当低いこと理解してるのかね。お客さんは主に日系メーカーとその子会社が多いかな。大手だけあって「代わりの協力会社はいくらでもいる」って立ち位置だから単金交渉も難しい。でも仕事はいくらでもあるみたいだから、「来月から空いちゃったから、どっかの部署紹介してくれませんか」って調達部に言うと結構すんなり紹介してもらえるのはありがたい。クソ余談だけど、大手調達の奴ら、ほんと意地汚いね。散々コンプライアンスについて言われている現状でも、偉く高飛車な上、接待やら〇〇やら要求してくるし。録音してコンプラ部門に通報しても、担当者の左遷と数千万単位の仕事の打ち切りじゃ後者の方が影響でかいから泣き寝入りだし。

あと年間100時間の研修時間は、現場で役立つ自社のノウハウを伝える技術研修と、情報処理試験対策の研修が半々ぐらい。月に2日ある帰社日の1日を使って研修をしています。