子どもを虐待してはいけない・ネグレクトしてはいけない・過干渉もいけない、教育費を積んで進学させる・子どもが生きやすいように育てる望ましい、といった私達の常識や見識も含め、今日のシステムは、人が親になることを困難たらしめているが、しかし、今日のシステムはそうでなければ成立しない。
より良い社会を求めた結果、自らの器量を超えた努力を要求されるようになった社会。
そのような社会で子供を作るのは、諸々の社会的要請を全て満たせるエリートか、それらを全部無視しても気にしない底辺であり、中流層は子作りを忌避することになる。
やはり、人類は人工子宮で繁殖し、公的機関によって育成されるべきなのだろう。