人それぞれという逃げ口上について - note.dev1x.org
ほんまこれとしか言いようがない。議論している時に人それぞれ/ケースバイケースなどと言い出されるのは害悪でしかない。
あらゆる状況下で有効な万能理論が存在しないことなど自明でしかなく、にも関わらず「人それぞれ/ケースバイケース」などと言いだすのは何も述べていないに等しい。
議論したいのは、「では、どのような状況下なら有効な結果が得られるか?」「一般的に想定される状況において、最大価値を発揮できるのはどのような案か?」であり、無価値な逃げ口上を打つぐらいなら最初から黙っていろ、という話になる。
「人それぞれ/ケースバイケース」という主張はワイルドカードみたいなものであり、常に真と判定される。そのため、「人それぞれ/ケースバイケース」と言っただけで何か深いことを述べているかのように装うことができる。この特性は糞のようなマウンティングに利用されやすく、それもまた不快さを煽る一因となる。