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個人の技能が成長する過程で発生する各種の認知的錯誤について

プログラマーと筋トレ愛好家の共通点 - 30からのBlogより

■1.レベルが上がっていくにしたがって、当初の目標よりも先へ先へと進む

HTMLを書きたい→PHPのincludeを覚える→動的なページを作り出す→よくわからないけどオブジェクト指向と言い出す

手段が目的化してしまう現象。向上心があるのは結構なことである。

■2.自分よりレベルが下のものに対して、不必要に高レベルなものを薦める

これがまさしく「PHPの設計が悪くてユーザーは満足できるのか」と言ったり「includeだってテンプレートを使えばほとんどの言語でできるしその方が幸せ」と思う心理と同じである。

人間である以上、自分が知った知識を振りかざしたくなるものではある。

■3.そこそこのレベルになると宗教戦争が勃発する

プログラミング言語間やOS間ではしばし宗教戦争が起こる。とくに個人のレベルが少し上がったころに良く起こる

自分が正しいと信じる対象以外のものが不純で間違ったものに見える現象はよくあることである。