うちの婆さんも自費出版で本出したんだけど、孫としては滅多に語られない婆さんの半生が読めてすごく嬉しかった覚えがある。出版部数だけが価値じゃ無い。身内20人が感動したなら、それはそれでやる価値があったんじゃないかなと。
父上と何故か自費出版の話になったのだが、「よくおじいさんが引っかかるけど、当人はひとかどの人物のつもりでも世間からしたらただのおっさんで、そんな人の自慢話なんて誰も読みたくないから売れない。頑張っても知人に20部が限界で残り80部を抱えて生きるんだ」と言ったらすごい顔をしていた。
これは確かに。というか100部程度なら同人誌と変わらんのだし、親戚や知人への配布用って感じか（喜ばれるとは言ってない）。