自己発信力のない人が「出社しない働き方」に向かない理由 | サイボウズ式より
報告ではなく何が求められるかというと、“自分が担当しているお客様に喜んでもらい、長く契約を続けてもらえること”。まさにそれが、「一人前」として認められるセルフマネジメントの基準にもなります。
誰か上司がついて、いちいちお客様の相手をしてもらわなくてはならないのなら、セルフマネジメントはできていないとなりますから。
ほぼ全員に対して「この人なら離れていてもオンラインでちゃんと仕事をしてくれるだろう」という信頼感がありますから。人間的に信頼できない人は、そもそも採用していないでしょうし(笑)
リモートワークでは、物理的にはその人は存在しないので、本人が何も発信しないと、ネットワーク上の論理オフィスにおいても、存在が消えてしまうことがある。
だから僕らは、“チャットツールで独り言をしゃべる”ことを推奨しているんです。また、1日の終りには「日報」ではなく「日記」を書いてもらうのですが、それも単なる業務報告ではなく、「自分は最近こういうことを考えている」とか、「こんなことができるようになった」といったことを盛り込んでもらうようにしています。そうすると周りの人も、その人の考え方やスキルレベルを把握でき、「じゃあこんなことをやってもらおうか」となります。