経団連が「最年少60代、転職経験なし、起業家なし」というのは非常に問題な気がするが、かといってもし経団連が「全員20~40代、転職経験豊富、起業家ばかり」だと、それはそれで非常に苛烈なネオリベ自己責任論やポエムじみた意識高い系ポジティブ論ばかり振りかざしそうな気がする。
何事もバランスが重要、極端に振れるのはよくない。
そして経団連会員とは真逆の属性である「20~40代、転職経験豊富、起業家」な経営者たちには「どうせお前ら生存バイアスなんて言葉も理解せずにネオリベ自己責任論とポエムじみた意識高い系ポジティブ論しか吐かないんだろ」と偏見を抱いてしまう程度には、あれらの層に対する信用が無い。
しかしながら、あれは利権団体であるが故に多様性というものから一番遠い集団であるように思える。
既存の経団連に食い込むよりはオルタナティブな経団連を立ち上げた方が良いのかもしれないな。
ニートやフリーターもまた同じである。