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”敵討ち” 飼育場のワニ約300匹殺す インドネシア

インドネシア東部の西パプア州にあるワニの飼育場で13日、男性がワニに襲われて死亡しました。

現地の報道によりますと、14日に男性の葬儀が行われたあと、村の住人、数百人が敵を討とうと、棒や刃物などを持ってワニの飼育場を襲撃しました。

地元の男性は「われわれは正しいことをした。ワニは森など人間の生活圏から遠いところで管理し、人間や家畜の安全を確保するべきだ」と話しています。

ただ、飼育場は政府の許可を得てワニの保護などを行っていた施設だということで、現地の自然保護当局が非難しています。地元の警察も刑事責任を問うことを視野に入れ、調べているということです。

感情が先走って物事の道理や合理性をすっ飛ばしてしまう現象は、やはり愚か以外の形容がない。

しかしながら、本邦においてもこのような感情主導で他者への危害を正当化する輩は多いので、あまり笑ってはいられない。