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大学生に「フェミニズムへの嫌悪」が爆発的に増加している

日本の国立大と私立大の学生を指導していて切に感じるのが「フェミニズムへの嫌悪」が爆発的に増加している事。これは男子学生だけではなく女子学生も同様の傾向にある。「何故か?」とぼくは良く問うのだが、女学生からは「日本のフェミニズムはミサンドリーに支配されているから」と一律回答がある。

@Imori15671615

この要因は①「無教養な自称フェミニスト」が巨大な発言権を持ってしまい②その異性嫌悪をフェミニズムとして正当化し、異性を叩きまくったこと。この2点に集約される。今の若者はみんな仲良く平和に暮らしたい者が多く、集団の輪を乱す前時代的(70年代的)政治運動を嫌悪しているからなのだろう。

@Imori15671615

I.ウォーラーステインも言っているが、前時代的政治運動は現代社会において権力志向性と権力掌握後の大衆抑圧を問題点として抱えている。若い学生は両親の生活環境や政治家の言説からこの悪質さをよく理解しており、階級闘争含めた争いのない世界を望んでいる。野党の支持が伸びない理由もここにある

@Imori15671615

しかしこの状態が日本のフェミニズムにとって極めて問題であることは言うまでもない。政治屋どもをのさばらせるからだ。従ってフェミニストが若い学生に対して為すべきは①党派性ではなく草の根の思考方法である事②異性嫌悪はフェミニズムにおいては排されるべき事。この2点を強調することである。

@Imori15671615

現状、嘆かわしいことに日本のフェミニズムは異性嫌悪と一体化されてしまっており悪質な問題点だ。ヨーロッパでは女性人権運動の授業の際「女性にとって最大の敵は女性であった」と教育される。日本の「女性は無条件に女性の味方」信仰はF運動の本旨を理解しない無教養の極みと批判されねばならない。

@Imori15671615

誤解して引用RTする方がいるので付記。男女という観点ではなく個と個という立場に立ち返って、本来あるべきではない社会的不条理を解決していかなければならないという立場です。若い人たちに対してのアプローチも変えて行かないとこのままではF運動が思想的に断絶してしまうという危機感があります。

@Imori15671615

日本でフェミニズム運動が不調なのは、

といったところか。

男性嫌悪にせよ女性嫌悪にせよSNSではネガティブかつ過激な意見の方がバズるので、余計にそういうものだと思われてしまうのだろう。