中国で公害が酷いことについて「でも昔の日本だってそうだったよ」とおっしゃる方がおられますが、約100年前のイギリスの産業革命くらいしか「見本」の無かった日本と、すぐ隣の国でほんの数十年前に「見本」のあった中国を同一視して中国を擁護するのは、中国ってどこまで歴史に学ばないのかと。
学べばこそでしょ。
公害対策や健康被害への保障を無視できるなら、それだけ経済活動に注力できるということであり、経済発展には利する部分が大きい。
それが可能ならばそうすることが経済的合理性に適うし、中国は実際にそれが可能だったのでそうしたということだろう。
先進国を謳う各国には最早実施不可能な経済発展メソッドというだけのことである。