■時間がない人向けのあらすじ
- ハッカソン(ハック・マラソン。一気になんか作る)で優勝賞品でシリコンバレーツアーがもらえた
- シリコンバレーツアーは、三ヶ月でプロダクトを作って投資家向けプレゼンをする
- ツアーの帰国後、旅行代金で揉めてる
結論から言うと、「ことばあそび」して払ってない人がいるんじゃないかな。
■すれ違わない主張・すれ違う主張
揉め事の基本は、双方の主張で一致しているところを抜き出すところ。
ツアーでは無事そのプロダクトでピッチをして旅を終えることができた。そこでの旅費はハッカソンの賞金の範囲内で収まるように、みんなで宿泊先や飛行機代などを計算していた。 悪夢はそこからだ。ハッカソンの景品である旅費を、主催者がそのとある人に全額ふりこみ、あとはよろしくと全て丸投げしたのだ。すると、その人は態度を急変し、私たち(チーム4人)にシリコンバレーツアーの旅費を支払えと命令してきたのだ。
シリコンバレーツアーに参加したいと頼み込んできたので、旅行のメンバーに加えてしまいました。失敗でした。私が旅費を一人あたり約20万円4人分、建て替えてしまいました。失敗でした。
(引用者中略)
旅行から帰ってきて「ある人たち」に旅費を請求すると「自分は優勝メンバーであるから、権利がある、旅費を払わない」と言いだしました。優勝メンバーでない部外者なのに自分は優勝メンバーだと主張するのはまったく理解できません。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.facebook.com/jinichii/posts/952405481522310
■■一致している主張
- チーム4人の代金を建て替えた人(I氏)がいる
- 帰国後に、チーム4人に、旅行代金を支払えと言っている人(I氏)がいる
- 帰国後から現在に至るまで、チーム4人は、旅行代金を支払っていない
■■一致していないところ(不明点)
- 優勝時のメンバーは、一緒にシリコンバレーツアーに行ったのか?
- 旅行代金を建て替えた人は、いくら主催者のシリコンバレーツアー代金をもらったのか?
■ゲスパー
- I氏がネコババした
- 主催者が「優勝チームメンバーで行った人間の代金しか払わない」と優勝者分だけ払った
- 優勝メンバー+追加メンバー4人で行った
- 優勝メンバーはI氏のみで残り全抜け+追加メンバー4人で行った
■■I氏がネコババした
まあ、ネコババして厚かましく主張はしまい。流石に刑事事件になるし。なので1番はバツ。
■■主催者が「優勝チームメンバーで行った人間の代金しか払わない」と優勝者分だけ払った
ありがち。フツー優勝者の名前で行ったやつだけ払うのが筋だし。
とは言え、例えば5人チームで優勝して、メンバー入れ替えなんで5名分出してくれるよね?
と、事前にネゴっとけば、フツーは払われるし、そういうネゴは事前にやるのが当然。
■■■A・優勝メンバー+追加メンバー4人で行った
「よっしゃよっしゃ、メンバーX人抜けたし4人追加で行ったろ。主催者には俺がナシつけたる」
って言っててネゴらず、当然NGで「なんや、お前ら追加やろ払えや」のパターン。
■■■B・優勝メンバーはI氏のみで残り全抜け+追加メンバー4人で行った
「よっしゃよっしゃ、メンバー入れ替えやし4人で問題無いやろ」
って言っててネゴらず、NGで「なんや、お前ら追加やろ払えや」のパターン。
■鎮火の手法
- 優勝した時はI氏+何人のチーム?(オリジナルは何人?)
- シリコンバレーツアーに行ったのは何人?(追加4人とオリジナル何人で行ったの?)
- 主催者はなんと言っていくら支払った?
この3点が判れば問題ないよ。
主催者が20万x5人で100万円払ってて、I氏+追加4人で行ったなら、ネコババと変わらんよね。
主催者が20万x1人で20万円払ってて、I氏分のみで追加4名は知らんって言ったなら、一般的な感覚なら、I氏が主催者とネゴるべきかな。
なんと言って誘われたとか双方がエビデンスを集めるのが良いのでは。
主催者が華麗に「全員分払ったんだけど」って公言して大炎上っていうのも見たいけど無理だろうなあ。
(企業が入ってるなら100万くらい払ったれよ。どうみてもこれ主催者の段取りが悪いせいだし)
まあ、いくら支払われていくら不足って話、1行で書けるのに書かないのは、後ろ暗いからだろ。
興味深い