『出る』とは、子どもが今まで堰き止めていた愛情を求める気もちが出てくるということ。
『底がない』とは、愛された経験が乏しいので、相手に際限なく求め、拒否された時の否定的感情に対応できず、泣いたり暴れること。
『枠』とは日課ごとに子どもが行うよう期待されている行動のレパートリー。予め選択肢が狭められている。例えば学習の時間は学習。そこから逸れる愛情欲求には原則対応しない。例えば職員室に無断で入っても優しくしない。
『うまく出す』とは、子どもが枠を守りながら、不満や欲求を表現すること。
『受け止める』とは、子どもの不満を正当なものと評価し、枠を大きく外れない範囲で子どもの愛情欲求に応えること。
『開く』とは、今まで感じないようにしてきた養育者への怒りや欲求に気づき、不満や欲求が抑えきれなくなり、枠を守れない程度になること。
『閉じる』とは、怒りや欲求が湧き出るのを枠を守れる程度に抑えること。
思い当たる節はあるな