仕事はできるが部下が離れるリーダーの勘違い 第56回 PM理論で明らかになるリーダーの2つの役割 | JBpress(日本ビジネスプレス)より
基本的に所長の指示の仕方は「この業界のやり方はこういうものだから」という上から目線で、スタッフが何か提案すると、「この業界のことを知らない素人は自分の言うとおりにしていればいいんだ」という言い方をする。
また、スタッフがミスをすると怒鳴りつけることもしばしば。「なんでこれくらいのことができないかなぁ。ちょっと考えりゃ分かるだろ」と口癖のように言ってくる。
確かに、その業界に長くいることもあって、経験や知識は豊富であり、仕事もできる。お客様対応も素晴らしく、お客様からの評判は上々だ。その点はスタッフも一目置いている。
しかし、スタッフへの当たりがきつい。お客様の前で見せている顔とスタッフに見せている顔とは全く違う。お客様が事業所からお帰りになる前と後の表情の変貌ぶりを見ると、人として嫌悪感を覚えるという。
仕事の成果が自己のアイデンティティになってる人はこうなりがちな気がする。