エロマンガ家の私に「本当に描きたい物が描けなくて可哀想」とおっしゃるそこの貴方!
そう思ってくださるのなら、せめてランドセルくらい自由に描かせてくれませんかね。一番描きたいものを描かせてくれないのは貴方達のような気がするんですが。
彼等はエロゲシナリオライターの私にも同じように「本当に書きたいもののが」としたり顔で言ってくるのかも知れませんが、私が本気で書きたいのが子供の生肝を喰らう連続快楽殺人者を主役にしたホラーミステリだと話したら、どんな顔するかなと思います。
「素直じゃない」と絶対信じませんでしたよ。私の場合。
多様性とは価値観の違いを認め合うことに意味があるのだと思いますが、「悪人」の声に耳を貸す「正義の味方」はいません。彼等は「正義の心」で「悪」を根絶するまで活動し、また「正しいこと」をしているので罪悪感は一切生まれません。
その点では、社会活動家よりも宗教家の方が理解ありましたね。知人のお坊さんは「そういう人間のドロドロした欲望と上手に付き合う方法を学ぶのが仏の道だから」と言ってくれましたよ。
こちとら、己の暗い欲望や忌まわしい煩悩を燃料にして、エンタメ作品の創作に利用してんだから、むしろ褒めて欲しいぐらいですよ(^^)
フェミニストの皆様、ネトウヨの旦那様方、左翼の先生方、みなそれぞれ各々の「正義」の下に戦っておられるのだ。
自分を「正義」の側だと思い込んだ時、人間としては何かが終わってしまうということであるな。