40: 本当にあった怖い名無し 2009/09/22(火) 16:13:06 ID:kGjrHyaa0
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女はその点の灯りの中に行こうとしながら「・・・私を呼んでる」と無表情で言いました。
もう半泣きの俺は女を力ずくでひっぱり、身を乗り出しドアを閉め女のほほを叩きました。
「しっかりしろよバカ女!」
女はその小さな点の灯りを眺め、ぶつぶつとつぶやいています。
もう怖くて怖くて仕方がなくて何度も女をゆすったり殴ったり。、声が枯れるほど騒ぎました。
数分経ったのでしょうか。
女はふっと正気に戻り「・・・帰る」と言い、すごいスピードでバック転しました。
しばらくその点の灯りはまとわりつくように付いて来ましたが、山道から抜ける頃にはいなくなっていました。
!?