残念ながら日本でも欧米でも「リベラル」は負け続ける。なぜなら今の「反グローバリズム」の流れは、グローバル化こそ富裕層が最も得をする構造だと周知されたからだ。経済学の膨大なエビデンスがある。それを単に「ナショナリズムの台頭」としか読めないリベラルは、専門馬鹿の無知であり、古いのだ。
しかしながら、それは結局のところ、人類は国家や民族を超えて連帯することなどできないということで。
本当にそれで良いのかという思いが無いわけではない。
グローバル化のある段階では資本主義を捨てて、ある種の共産主義的な富の配分を行った方がよいのかもしれないが、それはどう考えても腐敗と戦争の種にしかならないし。
ここが人類の終着地点なのだろうか。