立憲民主党を応援する立場から申し上げたい。幹部たちが伊勢神宮を参拝したのは、自分たちこそが保守本流なのだということを示したかったのかもしれない。あるいは支持層を広げたかったのかもしれない。しかしそのために立民党のコアな支持層を落胆させ熱意をくじくのは戦略的にいかがなものか。
立民党が発足当初の選挙で躍進したのは、「ようやく思い切り応援できる政党が立ち上がった」と感じたコアな支持者が、情熱を持ってサポートしたからではなかったか。この層の情熱なしでは、選挙では恐らく勝てない。今回の参拝や野田問題はまさにコアな支持者のやる気を削いでしまう件と思う。
やはり選挙のときに自分が一票入れるだけでなく、家族や友人にも働きかけて一票を五票や十票にしなければ勝てないわけで、それをするためには情熱が必要だと思う。泡沫だと言われていたバーニーサンダースをあれほど押し上げたのは、やはり情熱だった。バランスを取ろうとすることではなかった。
左巻きの人は生きるのが大変そうだ