AI議論で根本的に間違ってると思うのは人間に対する完全上位互換としての独立した超知性が出来るというストーリーに立脚してドラマにしようとするアレ。
AIが人類に反旗を翻す展開の原典は知らないけど、『人間が介在しない高度な存在が人間に反逆する』というより『高度に完成され目的のために最適化されたシステム群が同時に複数動作した時の挙動は人間には予想できない』的な過去の歴史でもたくさん起こってるあれを表現したかったんではないか
今の第三次AIブームは、大量のデータ突っ込んだら人間よりも良いパターンを見つける、というものです。囲碁とかはネット碁10万局とか突っ込んでいる。なので、大量に学習データを用意できそうにない分野で戦うことがこれから重要になっていく。ただ、ニッチ過ぎるとリターンが得られない。際どい。
人間を超える知性になどならなくとも、人の道具として十分に既存のジョブは駆逐できる、というかしてきた。データの少ないもの、知的労働としては定量化が技術的、政治的に困難なものを対象としたものが残る、言い換えれ定量評価への抵抗が生きる道。すなわち政治。という理解。メモとして
コンピュータテクノロジーが破壊して行くのは技能だけで賃金を取る専門職で、低賃金でストレスだけかかりイレギュラーが多い接客やクレーム対応、インチキ商品の営業などはロボットを使うのは勿体無いので人間がやらされる。ルンバが入れない冷蔵庫の下の掃除だけやらされて腰痛くなる感じ。
俺はな、コンピュータなんか仕事にならないって言われた時代から、35歳定年説を謂れ続けて、今はコンピュータに奪われる仕事をやってんだよ。
早く実際に解放しろ!!!