歳とってやっちゃいけないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」
by高田純次
単に若者が嫌いな3つだな。 説教の一つもできない年寄りになりたくないし、昔話もない人間もどうかと思うし、長く生きてりゃ、人に自慢できるなにかしらを持っていないと恥ずかしいわ。
3点とも、「過剰になりがちな割に実が無い」。年長者ならば他がブレーキもかけづらい。だからこそ控えねばならない。逆に言えば、「必要最低限の指導・今に通用する昔話・場に求められている自慢話」、これらを適切に繰り出す事は非常に難しい。いい意味での「適当」とは、すなわち「程々に」という事なのだと思うよ。
いや、昔話をするのは年寄りの義務だと思うね。「昔、Σ計画とかいうアホなもんがあってな」とかは若い衆に嫌われても話しておくべきだろ。
あえて付け足せば、飲み会とか車の中とか「逃げ場のない場所」でやる「自慢話の押し売り」がNGなのね。どこかの会社でも部下に昔話ばっかりする迷惑な上司がいたんだけど、誰かが知恵を回して「そんな面白い話ならブログに書いてみては？」と提案してみたところ、打って変わって好評を得た上に、本人の「語りたい」も満たされて、オールウィンになったとか。文字に起こして、聞きたい人間だけが聞くって形にすると、昔話(体験談)も結構面白いらしいんよ。