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世界を極力シンプルに解釈しようとすると善悪二元論的なところに落ち着く

・医者は手術に成功するものだ。

・警官は『百発百中』の技量だ。

・パイロットは事故を起こさない。

・被害者はいつでも正しい。

・被告の主張は信じる必要がない。

・私に反対するのは、悪意ある人間だけである。

世間様には、こういうことを信じている人様もいらっしゃる|:3ミ

@sonzaix

「正しさ」というものは現実世界の複雑さから目を逸らしてシンプルな理想世界を提供してくれる。

つまり、手術に失敗する医者は何か「正しくない」から失敗したのであって、したがって彼は裁かれるべきなのだ。

つまり、犯人の足だけを狙い撃ちできず、犯人を殺してしまった警官は何か「正しくない」からそうなったのであり、したがって彼は裁かれるべきなのだ。

つまり、(以下略)。

世界の複雑さを理解できない・しないのは勝手だが、それが全人類のコモンセンスだと思われても困ってしまうのであるな。