着物業界については一回調べたことあるけど自分たちで自分たちの市場を縮小させる天才と言っても過言ではないので興味ある人いたら調べてみると面白いです
たった30年で1/6まで縮小させた手腕は中々学ぶことが多かったです
1.8兆円が0.3兆円ですからね、市場の育成を考えられてる方々はアンチパターンとして知っておくと良いと思います
矢野研究所さんや東レさんが出してるレポート読むと「逆ブランド戦略」が楽しめます
なぜ調べたことあるかっていうと数年前に「30万で顧客アンケート取れるアプリ作って」って相談を受けたことがあるからです
住所氏名年齢電話番号などの個人情報を取得してそこにカタログ送ったり電話かけたりするから!って言われて、林檎社の手先である我々開発者は恐怖で震えました
全てのアパレルに共通することかもしれませんが、着物は原価率が死ぬほど低いです、はっきり言って生産者は生活できないと思います 国外で生地買ってきて組み立ては国内って感じの和風です
それを何十万という値段で未だに売ってますので、かなりの利益です
しかしこの利益は生産者の人たちに届きません
作れば作るほど苦しくなるのが着物の生産です
利益は広告費や豪華な店舗の維持費に消えていきます
人生で1度の晴れ姿として成人式の着物が我が国の文化ではありますが、こんな状態を続けるくらいなら滅びれば良いと私は考えています
成人式はドレス着ようぜ!ドレス!
その方が友人知人の結婚式でも使えるしさ!
生産者の人にまともな対価払ってる呉服屋や小売があれば、生産者は生きていけるので文化としても残るでしょ