男性がいくつになっても、男たちが集まる場において向こう見ずで命知らずで無鉄砲な行為を披露してしまうのは、進化心理学的には「私はより大きなリスクが取れる個体です」ということをアピールするためであると考えられている。
そうした「危険な行為」も恐れずに挑戦し、しかもそれをやりとげてみせるのだと、他人にアピールすることにはなる。同じオスにはライバルとして「俺はお前より有能だ」と誇示するマウンティング行為となり、メスに対しては「俺はこんなにハイリスクな挑戦を厭わず、しかも成功できる男だ」とアピールすることができる。