/note/social

白饅頭日誌:4月9日「大切にしていきたい、白人たちの素直なお気持ち」

それぞれの国が白人を頂点としたリベラリズム的な国際ヒエラルキー秩序から距離を取り、いわば「ゆるやかなナショナリズム」へと回帰するような可能性が見いだされる。リベラリズムの総本山が差別主義者であったことをリアルタイムでありありと見せつけられた結果、私たちがもはや、欧米人の発明したリベラリズムの建前「差別を許さない」を忠実に実践するような道理を失ってしまうからだ。

私たちはもとからひとつではなかったし、お互いが交わらずに生きていく道もありえる。それはけっして「絶対的な悪」でもないし「人類がたどるべき正道」から逸脱しているわけでもない。もともとの場所にそれぞれが帰っていこうとしているだけだ。