これ、本当に「フェミニスト」が言っているのだとしたら、異世界転送オカルトばりに、どこをどう間違うと「フェミニズム」がこう変化するのか知りたい。如月駅より恐怖だわ。
「男は女を保護し経済的に養い、女は男の庇護のもと子を産む」という家父長制の代表である性役割分担の概念をシステムそのものはそのままに男女平等の意識から行われるものにスライドする、まさしく「価値観のアップデート」と言える。本当にすごい。
フェミニズム的なものが「弱者に寄り添う」「生活者の視点」みたいなムーヴを取ると、結局、強制異性愛ガチ保守パターナリズムになってしまうのは、「本質主義の台頭」であり、社会構築主義フェミニズムにとっては完全なる敗北というか、「本質主義的なものをどう扱うか」の局面ですよ。
社会構築主義や強制異性愛批判の視座を少しでも持つのであれば、「フェミニズムを名乗るパターナリスティックな本質主義者」を「弱者に寄り添う」とか「生活者の視点」なんて擁護することは出来ないはず。
フェミニズム的なものが「弱者に寄り添う」「生活者の視点」みたいなムーヴを取ると、結局、強制異性愛ガチ保守パターナリズムになってしまうのは、「本質主義の台頭」であり、社会構築主義フェミニズムにとっては完全なる敗北というか、「本質主義的なものをどう扱うか」の局面ですよ。
いくら「女性に優しい」という糖錠でくるんでも、「生きる指標は結局オスメスだけだ！」みたいな醜悪なパターナリズムを私は絶対にフェミニズムと呼びたくないし、生きるパターンはオスメスだけなんて、まるで畜生じゃないですか。