音楽大好きなんですよ。
配信系は全部入ってるし家にはCD3000枚あるし。
ライブハウスもふらっと見に行ってたんですよ。
それで、今音楽業界が瀕死でしょ。
好きな人たちがかわいそうだなって思うんですよ。
でもね、
私は心の底ではいい機会だから音楽業界が全部ぶっ壊れろと思ってるんですよ。
だってね、音楽業界って新型コロナ前からとっくのとうに行き詰まってたの。
CDなんて過去のフォーマットが未だにメインの商売で、でも、もうCDって単なるグッズとか応援の投げ銭みたいなもんだったんですよ。
それで、ライブたくさんやってグッズでなんとか儲け出すの。Tシャツを¥3500とかで打ったりとかでさ。
小室哲哉さんのCD300万枚売れた時代の商売のやり方からシフトできてないのよ、バカじゃねーのっていう。
日本のミュージシャンって、経済的には全然音楽家じゃないの。グッズの売り上げで生きてるアパレル屋さんか雑貨屋さんよ。
それかフリーターね、フリーランスじゃなくて。
そこそこ名前知られてたって全然バイトしてたりするからね。
日々音楽を応援しててさあ、そういう事情は薄々知ってたけど見て見ぬふりして応援してたわけ。
でもさ、
「ライブハウスにいる今が人生だ!」みたいな感じでいるけどさ、バカじゃねーの、ライブしてる時間よりバイトしてる時間の方が人生の中で長いじゃん、みたいことを心の底では思ってたのよ。
だから、今むしろちょっとワクワクしてんの。
今の音楽家が一掃されてさ、ライブハウス全部潰れてさ、メジャーレーベルも全部潰れてさ、そうしたら音楽に何が起こるのかなって思うわけ。
音楽自体はなくならいわけよ絶対に。それでまた一から始まったらどうなるのかなってむしろワクワクしてんのよ。
音楽が貴族のものだった時代からやり直すかもしんないけどさ、まあでもそれぐらいからやり直したほうがいいよ、日本の音楽業界は。
【追記 2020.5.4 03:54】
こんな書き殴りの駄文にみんな反応してくれて嬉しいよ。ありがとう。
まあでもさ、
自称「音楽好き」ブコメ達の、
「音楽家に愛はないのか」とか「マイナーだけど良い音楽はいっぱいあって、細々やっててそれを俺は支えてる」とかさ、
そういうのが一番、バカじゃねーのって思ってるわけ。
(このサブスク・Youtube時代にCDの枚数でマウント取ろうとするやつが一番バカじゃねーのって感じだけど。)
そもそもさ、「良い音楽つくってるよ、金になってないけど。」ってなんだよ。
全然うまく行ってないってこと認めちゃってるじゃん。
そういうさ、不健全な状況をさ、
「ファン」たちが小銭を必死にかき集めてぶちこんで、良い音楽やってる人たちを低所得で延命させてさ、
「俺ら良い音楽わかってんすけどね」みたいな態度ってなんだよ。
そんな状況壊れちまえって言ってんの。
大好きな音楽家には愛情しかないよ、だからこんな社会になっちゃったんだしこれ以上金で苦しまないでさ、
ネットにあげてくれればちゃんと追っかけて聞き続けて感想つぶやくし投げ銭もするからさ、
いっそ「音楽で飯食う人」としては一度死んでくれって思うんだよ。
芸術家の変な清貧思想が現状の消極的肯定になってんのよ。
一理ある