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サブカルフェミ男についての雑記

旧来のジェンダー観を垂れ流しても許されているアルファ男性に対し、「ジェンダー進歩的男性」という自分が勝てそうなとこでマウンティングしてやろうって意識がまったく無かったかって言ったら嘘だと思う。

サブカルに親和的な男たちがジェンダー進歩性を打ち出すのにはふたつ理由があって、ひとつは、もともとマッチョになれない妬みとこじらせを抱えていること。もうひとつは、ジェンダー論を噛ませて語ってみせることで、作品批評にキャッチーなフックをもたせることができるため、他の論者と差別化できて、女性受けも狙えること。つまり商業的戦略とモテを意識してるとこがある。

乱暴に言ってしまえば、サブカル男、というか男女ともにそうなんだけど、サブカル者は性欲を隠蔽しつつ、いかにモテるか考え続けてきた人々なので、時代を経るほど振る舞いも複雑化していくとこがある。なので、昨今流行りのジェンダー論の利用は、そうした複雑化した振る舞いのひとつだと注意する必要があるわけです。