ホント、これが人間なら「人身売買」という「人道に甚だしく悖る行為」になるのに、犬や猫なら何故OKなのかと子供の頃からおかしく思っていたんだよねぇ。食用の牛や豚ならまだしも。こんなことを言うと「〝人間様〟と〝畜生風情〟を一緒にするな！」と言われかねないけど…。
と言うかそもそも「犬猫と言う家族」を「金で売買する」事自体がおかしい訳よ。「生まれた子をもらっていただけませんか?大事に育てて頂けるならお礼をさせて頂きます」位のポジションよね保護犬保護猫なら「里子に出す方」は。小生も預かる事になった子猫を良い御家庭に送りだしたときは「少ないで
そもそも「けものやとり」を「畜生風情」と侮り軽視する様な「人間様」に「人間として尊重するだけの価値は無い」んですよね(苦笑)そう言う事言う奴は「立場の違う他人」も同じ理由で切断処理するんだから(苦笑)
何故犬や猫を金銭で売買してもよいのか。
それは犬や猫は人間ではなく犬や猫だからである。
より詳しく述べると、犬や猫に「人間」と同じ権利や扱いを与えた場合に発生する諸問題があまりに非経済である為、「犬や猫は人間とは違う」とするしかないからである。
犬や猫に人間並の権利や扱いを与えた場合、その価値は非常に高価なものになるため、身代金誘拐が多発することは容易に予想できる。
人間と同等の扱いである為、当然警察も人間のそれに準じた対応をすることになるため、警察の執行力に大打撃が生じる（これを警察官の増員で対処するなら税金の上昇は覚悟せざるを得ない）。
また、犬や猫の散歩中の事故などが起きた場合、やはり事故・事件の両面から捜査することになるし、飼い主の過失が認められれば犬や猫に対して賠償を行わなければならなくなる。
そうなれば走行中の車に犬や猫を投げつけて当り屋的行為を行う者が大発生することは確実である。
犬や猫が死亡した場合は死亡届を作成し、やはり必要に応じて検死を行うことになり、とにかく手間と金（税金）がかかることになる。
結局のところ、人間が人間に対してこれだけの手間を払っているのはやはり「人間は犬畜生とは違う」からであり、富の生産に関与せず税金も払わない犬や猫を「人間として尊重する価値」を現代社会が認めることは非常に困難ということなのだ。