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今年のTCCに不正応募がありました。あるデザイナーの方が他人の書いたコピーを新人賞に...

今年のTCCに不正応募がありました。あるデザイナーの方が他人の書いたコピーを新人賞に出してきました。幸い審査前に発覚し即失格に。デザイナー氏に事情を聞くと、数年前に不正行為によりTCCを除名となったあるコピーライターの指示だとわかりました。

@akihiro_terui

TCCは除名になると応募資格を失います。除名になったコピーライター氏がたとえ自分の名前ではなくても自作のコピーを年鑑に載せたいと考えたのか。なんらかの悪意によるものだったのか。理由はわかりません。

@akihiro_terui

ややこしいのが、除名コピーライター氏の指示で不正応募をしたデザイナー氏が、とある受賞作のADでもあることです。しかも受賞者はデザイナー氏が所属する会社の上司。受賞者の方にも念のため問い合わせたところ、部下であるデザイナー氏の不正応募は一切知らなかったということでした。

@akihiro_terui

受賞作のADとして、デザイナー氏の名前をそのまま載せるべきなのかどうか。TCCとしてこれから検討していきます。この受賞作についてはやましいことがないにせよ、このデザイナー氏がやったことは賞の根幹を揺るがせる行為です。

@akihiro_terui

この件TCCの幹事会では実名とともに報告されており、全会員に報告書がメールされました。数年前コピーライター氏を除名するかどうかを総会で決めたとき、寛大な処分を求める方もいました。そういう方が今回の事実を知ったときにどう思われるのか。除名氏は考えたりはしなかったのでしょうか。

@akihiro_terui

別の幹事の方から聞いた話ですが、北陸コピーライターズクラブHCC賞へも除名氏は以前、自作のコピーを他人(今回とは違う人)の名前で応募してきたとのことです。こうなると愉快犯ということなのか。他人に不正をさせてキャリアに傷をつける目的なのか。いずれにしても理解に苦しむ行為です。

@akihiro_terui

不正を指示した除名コピーライター氏も言われるがまま不正に手を貸したデザイナー氏も今日もふつうにクライアントワークをしているのでしょう。そこには不正のないことをひとりの広告人として心から願います。

@akihiro_terui

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