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40代50代あたりで一部上場企業系リーマンで、情報感度も収集力も悪くない人がたでも、安倍政権に対する...

40代50代あたりで一部上場企業系リーマンで、情報感度も収集力も悪くない人がたでも、安倍政権に対する拭いがたい否定的見解を持っているのはあれ、アベガーなどと違う意味ゆえに個人的にはいろいろ興味深い。

@kingbiscuitSIU

割と多いのは、公文書管理のずさんさや改竄横行に対する違和感とか。あと「10万円」給付についても後手後手でミソつけた、という感想。と言って野党に期待も全くしとらんので、とりあえず安倍以外にそろそろ変えないとダメでしょ、的なゆるい感覚的否定に収斂してゆくような印象。

@kingbiscuitSIU

このへんもちろんそう露わにならないししないから見えにくいんだが、ひとつフックになるのはアメリカ大統領選についての見解。バイデンがもうちょっとしっかりしてくれればなぁ、というあたりは割と共通していて、反トランプというのは安倍に対する違和感よりくっきりはっきりしているらしい点。

@kingbiscuitSIU

この辺の安倍政権(や自民党政権)に対するうっすらとした憎悪にも似た感情の根源は何なのだろうかと考えた時、どうも高度経済成長〜バブル崩壊までの「日本社会」への執着やら憧景みたいなものがあるのではないかという気がしている。

なんとなくリベラル気取りで自民党に文句言ってても、景気は上げ調子で世の中どんどん便利になる感じのあの時代。

そういう時代では気分良く理想論を並べていても自分の生活は豊かになっていくわけで、幸福度は確実に高い。

そのような時代を経験していると今の世情は思い通りにいかない事も多いし、そもそも将来の見通しも暗い。

失われた幸福を再び手に入れたいという欲求は当然発生するだろう。

しかしながら、それはこれまでの日本人が何十年も掛けて積み上げてきた結果なわけで、何かひとつ変えれば全てが好転するようなものでもない。

そういった消化できないフラストレーションの発散先が安倍政権(あるいは自民党政権)だったというのはありそうな気がしている。