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暗黒メモ「くんくん……こ、これは、ミソジニーの匂い!!」

発生しているなんらかの批判について、論理的に再反論するわけではなく「批判者の動機」に問題をフォーカスし、またその動機についてなんらかの否定的な価値判断をともなう断定をしてしまう習い性こそ、社会学やジェンダー論にかかわる人文学者たちが嫌われ、そして叩かれる大きな要因となっている。

「道徳的で倫理的な社会正義にかなった研究活動をする私に対して、批判や反論を向けてくるということは、その批判者は非道徳的で非倫理的で、正義に反する人物か、あるいはそうした邪悪な動機に基づいているに違いない」といった理路が、ほとんど脊髄反射的に出来上がってしまうのである。

この「道徳的優位性」概念、本当に人間のバグだと思うのである