性犯罪の防犯への姿勢は
1、防犯消極派(フェミニズム的主流)
2、防犯積極派
の二つに分かれます。
対立意見はだいたい以下の通り
防犯消極派は
そもそも、(日本の)男性は性犯罪を悪い事だという意識が薄い事が問題であり、被害者側への呼びかけより加害者側への呼びかけが先決である。
防犯しなければならないという共通認識は、被害が生じたときに防犯が足りないという被害者責任論となり、その社会の空気は犯罪者に利することになる。
効果的でない自衛論、どこで役に立つのかわからない自衛論が多い。
防犯積極派は
他の犯罪は防犯の注意喚起が許されるのに、性犯罪のみ防犯の注意喚起が許されないのはおかしい。さすがに異常ではないか。
防犯への積極的行動は推奨されるのは言うまでもなく、それに対して「悪いのはあくまで加害者なのだから」という倫理観で防犯意識を低下させることは犯罪者に利することになる。
性犯罪者に性犯罪を”やめてもらう”、男性に意識を”高めてもらう”ことに重みを置く考えは、男性中心的でパターナリズム的ではないのか。