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解放された女の子はSTEM分野に進まない

男女平等とされる国ほどSTEM分野(生物学・医学系を除く)の女が少なくなる傾向があるがパラドクスではない。自由に選べるようになるほど、環境要因よりも遺伝要因の差が強く表れてくることの反映である。解放されていないからSTEMに進まないのではなく、解放されているから興味が乏しいSTEMに進まなくなるのである。逆に、女の経済面での自由度が乏しい国では、自立するためにSTEM分野に進む女が多くなる。

STEM分野の女を増やすことは、男をSTEMから現在女が多い分野の女に進路変更させて女を追い出すこと、つまり女を託児業務、サービス業、看護などのピンクカラーの仕事から排除して農業や工場労働、建設関連、運送業などのブルーカラーの仕事をさせる(男はその逆)ことなのだが、それに何の意味があるのだろうか。

そりゃそうよという話