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日本って、現場力が強いって言いますけど、危機管理に関わっていると良く分かります...

日本って、現場力が強いって言いますけど、危機管理に関わっていると良く分かります。要するに、個々人の責任感が強いんです。兵站が貧弱でも、碌な武器を与えられていなくても、必死で持ち場を守って戦線を維持するんです。これは、医療にも行政にも通じます。だからトップはそれに甘えるんですよね。

@tweeting_drtaka

医療では、そうした状態が随分前から無理になっていて、「逃散」とか「立ち去り型サボタージュ」とか言われていました。声を上げることへの諦めがある。霞ヶ関で若手キャリアの退職が急増していることが数字で示されたみたいですけれど、同じこと。あの激務は、体と心を壊してまで、続けられない。

@tweeting_drtaka

デジ庁議論が不毛なのは、そうした役所の業務における非効率を突破する切り札になる技術が、現場からの声に基づいて各現場の非効率の改善に用いられていくのではなく、トップダウンな「携帯値下げ」に類する「カード」にされ、起源を切ることで逆に現場の負担を上げていく点。

@tweeting_drtaka

本当にやらなければいけないのは、スピード感を持った解決ではなくって、その間逆で、いかに施策の質を上げるか。そして、高品質な施策を増やし、成功と失敗の過程を通じて、いかに中長期的に内部人材の育成を図っていくか、ですよ。

@tweeting_drtaka

本当にスピード感を持って解決しなければならないのは、キャッチーなサービスやコードのgithub公開なんかでなく、内部の労働環境の改善と意思決定上の誤りの仕切り直し。見た目の成果のためにこれ以上理不尽を重ねると、屋台骨を支える人材が流出し取り返しがつかなくなります。今はその瀬戸際の局面。

@tweeting_drtaka

甘えるって言うけど、「その負荷でも稼働が見込める」ならトップとしては計画上の見積りに含めるのは当然だしなぁ

人間の心の中みたいな曖昧な概念に気を配るより、物理的な数字で示した方がよいの当然。

なので、スッ...と辞めるのが一番よいという話であるな。