これ、石川優実さんがすごく正直に自分のスタンスを書いたツイートだと思うんですけど『ネットフェミニズムとは何か』をものすごく端的に表現してると思う。『この私』が幸せに生きることが最優先なので、男尊女卑も幸せならいい、フェミニズムは『今のこの私』の利益の手段の１つにすぎないという。
めちゃくちゃ難しいけど、基本的に私は「自分が幸せに生きること」からフェミニズムにたどり着いてるので、どれだけその選択が男尊女卑の果てに選ばされているものであろうと、「今の私が幸せであること」が大事なんじゃないか、と思う。明日死ぬかもしれんし。
ずっと言ってきたことですけど『この私の幸せ』を社会正義の中心に置いたら最終的に何が起きるか、北田暁大先生はじめ大学教員たちは判っていたはずなんですよね。「この私が幸せになるための手段」としてのフェミニズムがどのように分裂し、最終的にどんな存在を踏みつけるか
補足するとピルつきさんの言う通り、本当にこのツイ通りであれば穏当なリベラルなわけです。ただ茜さやさんたちに対してこの基準でやってきたのかと言えば違う。ある時はラディカルに他人の自己決定を批判し、ある時は自分の自己決定を尊重することが問題なんで、今後は他人の自己決定も尊重してほしい
引用されている石川氏のツイだけしか見ていないが、その限りではCDB氏の解釈は当たらない。石川氏の言っていることは、愚行権を含めた選択の自由について述べていると解される。
そういうスタンスを取るのは自由だけど、それを普遍的な正義だと思うなって話であるな。
しかしながら「自分が幸せならそれでいい、他人などどうなってもいい」という思想はいずれは暴力によって全ての問題解決を図る世界へ一直線なので結局は武力に劣る女性側が不利になるわけだが。