チャレナジーが目指す発電機は、風の力で羽根を回す一般的なものではなく、回転する円筒が風を受けたときに発生する揚力を活用する。風がどこから吹いても対応できるよう、円筒を縦に置いた。
こうしたタイプの風力発電機が実用化されれば世界初で、強風でも微風でも発電が可能となる。
垂直軸型の風力発電ならさほど珍しくないけれど、技術解説資料(slideshare)によるとマグナス力を利用する風力発電機というのが世界初の模様。
Wikipediaではマグヌス効果とされていた。
気流が球状・円筒の物体に対して揚力を与える現象を利用するらしく、プロペラを用いた風力発電機よりは構造が簡単ぽい。
ちなみにマグナス力を利用した水平軸型風力発電機は国内では株式会社MECAROが製造している模様。
個人的には省スペースな垂直軸型の方が好みだから、チャレナジーには頑張って欲しい。