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「正解の質問」のハードルを低く設定する戦略について

研究室のゼミで質問させたい場合、「全員が少なくとも一つは質問しないと帰さない。その代わり、どんな馬鹿馬鹿しい質問、例えばなぜそのグラフは赤と青の線にしたんですかとか、なぜそのフォントにしたんですか、でもいいよ」と言います。そうすると、たいていはかなり的を射たいい質問が出てきます。

@ishiiakira

悲しいかな、質問にも「正解」があると考えてしまうのが人間である。若者なら尚の事。

実際問題、間の抜けた質問や的を外した質問を受ける際の脱力感やウンザリ感は大学生にもなれば経験はあるだろうし、犬程度の類推能力があれば、他人もそう思うだろうと考えるのは必然。

したがって、相手をがっかりさせない「正解の質問」があると仮定してしまうのは自然の成り行き。

だから、事前に「正解の質問」のハードルを下げる戦略は素晴らしいアプローチだと思いました(こなみかん)