それと、「尊い職業」というものを作ってしまうと、同時に「尊くない職業」も出来てしまうからです。「命に近い職業ほど尊い」というのは、危険な考え方だと思います。
とはいえ、実際問題「どうでもいい職業(尊くない職業)」ってあるからなぁ...
さておき、これも「お客様は神様」概念の亜種では。
その職業に携わる人々の自意識や自尊心の拠り所として「尊い職業」という自認や賞賛は当然あっていいし、あるべきだと思う。
ただ、その認識や概念を外部の輩が軽々しく振り回すことで概念そのものが軽薄になってしまうといういつものアレではないかと。