ここでは要件定義は「システムはどのような機能を有すべきか」を定義する工程だと定義する。
そのように考えた場合、「システムがどのような機能を有すべきか」を検討するには、「なぜシステムはそのような機能を有すべきなのか」を定義/説明する工程が必要になるはずである。
何故なら、何も無いところから要件がまろび出ると仮定するのは不合理だからである。
大抵の場合、システムを必要とする人物や部門の意見の集約や経営戦略上の要求という形を採ると考えられる。
この段階を工程と見なした時、どのような名前が適切か。
聞いたことがあるのは
などがある。
個人的には経営戦略を元に戦術目標を設定する工程なので、「目標設定」が妥当ではないかと思うが、語感がいまいちパンチに欠けるのが難点である。