そうじゃない人間の方が少ないやろ
ヒトラーにとって読書は何か新しいことを知るためではなく、すでに確固としてある自分の考えを補強するピースを探すためだったということが、ライバック『ヒトラーの秘密図書館』に書かれていたが、アイヒマンの読書の仕方も基本同じだったことが『イスラエル以前のアイヒマン』で指摘されている。
人類のほとんどが陥りがちな欠点をわざわざヒトラーの欠点として強調するの、「ヒトラーは邪悪で愚かな人間」という「確固としてある自分の考え」を補強するための行動だなと思ってしまう。
たしかに