政治社会系クラスタにはご存知ない方も多いかと思いますが、ゲーム用語に「ヘイト」というのがあります。
敵キャラが各プレイヤーへ抱く怒りみたいな隠しパラメータで、それが高い方へ攻撃が来ます。防御力の高い人が「ヘイトを稼いで」攻撃を引き受けたりすることを「ヘイト管理」と呼んだりします。
この用語のせいで、ヘイトスピーチやヘイトクライムの意味の「ヘイト」を軽い意味で使う人が多いのかなという気もします。
単に英単語としてのhate(嫌う・憎悪)を釈明に持ち出す人も多いですけど、それならカタカナにする必要ありませんし。
まあ真面目な文脈では、相手に語弊なく通じる単語を選ぼうねって話です。
人間は重い意味のある言葉を軽薄に使える言葉に変換することで個体間の緊張の緩和に利用する習性があるのだ