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名誉や尊厳でいじめを論じてはならないという話

子供に話すときに、名誉や尊厳の話をするときに「いやだと感じる」「傷つく」に軸足にするという失敗をよく見かける。そこは軸足ではなく、付随する概念であって、軸はもっと外形的なものであることははっきり言及しなければならない。

じゃないと極論「生徒同士の身分差」を認めることになるんだよ。

@pinhu_haha

男子と女子どっちが傷つくか。もちろん女子の方が傷つく。

名誉の高い立場の子と名誉の低い立場にある子、同じことを言われたりされたりしたとき、どちらが傷つくか。もちろん名誉の高い立場の子だ。

それを認めるのだったら、「お気持ち」で人格権を語ることに筋は通る。

@pinhu_haha

まあ本人が訴えを起こさない限り、たとえ訴えを起こせない事情があったにせよ、そこに問題は存在しないという考え方はあってもいいが。

しかしそれとは別に「どんなに傷つこうが合法は合法だし、どんなに平気だろうが違法は違法だ」と言わなければならないんだよ。

@pinhu_haha

いじめに対して道徳心で何とかしようという試みは、いじめ生徒自身の持つ権力から生ずる行為の正当性に疑義を呈するという意味で無駄ではないけど、その程度であることを肝に銘じたい。

具体的な話をすれば、ほとんどの人間は↓この程度の問題点すら客観視できてない。

今回AさんとBさんの関係Rに成立した行為Xとして、Rが「多くの男女」に適用できる関係であるとすれば、そのXが社会通念の網を抜けることは、関係Rにある人達が行為Xを”社会通念の上で同様に許容してしまう”ことになる。

@pinhu_haha

@pinhu_haha