札束叩いて結婚したり家庭を持てるほどの財力があるわけでもないけど、
かといって失業して現在進行系で食うのにも困ってたり年収200万以下だったりのガチで福祉の網に引っかかりそうな貧困層でもないっていうその辺りの独身男性層。
立憲にせよ共産にせよ社民にせよ、こういう層が刺さりそうな政策ってマジでどこの誰も掲げてないんだよね。
「子持ち世帯に給付金を~」「学費の手当を~」「LGBT担当閣僚を~」「非課税世帯への住宅支援を~」
そういうの見る度「え、それってもしかして結婚の選択肢すらない我々の大切な資産を使って実現するのですか??」とか考えちゃう。
こんなん、リベラルの認めた公式弱者以外には何一つ得ねーじゃん。バラマキ系に至っては害悪ですらある。
本当に直接的な自分への利害でどの政党が勝つのが一番得するかって考えたら、少なくとも日経平均は上げてくれそうで適当に乗っかればお小遣いくらいは実際に手元に残る自民じゃねえのって結論になっちゃうわ。
俺にお小遣いをくれる政党があるならどれだけ腐ってても俺はそこを応援する。
生きるのに困ってないエリートリベラル様は正義のリベラル政党に勝ってほしいのかもしれないけど、こちとらそんな余裕はないんですわ。
そういう層に響く政策が景気対策と国防なんだよな。
生きていく為には仕事をしなくてはならないけど、その為には景気がいいに越したことはない。だからまずは景気対策。
更にその景気をよくしていく為には島国である日本はシーレーンが重要なのでシーレーン防衛の為の国防も重要課題。
普通に仕事してる人間なら政治に興味が無くてもこの程度は普通に演繹できるので、よほど拗らせた政治思想を持ってる人以外は「とりあえず自民党でいいか」となるのは当然の話である。
旧民主党系は実務能力がないことを民主党政権時に実証しちゃってる(そして、メンツを一新するでもない)というのも大きいけど。