妻の飯がマズくて離婚したい
あ、これ嫁の行動原理が一見理解不能に見えるけど、俺分かっちゃう…分かっちゃうわ…
「上手い飯を提供するために、努力や時間を使いたくない、でも自分が飯を作っているという優位な立場は死守したい」これですよ。
なぜそんなに怒るのとか矛盾とかに整合性求めちゃ駄目
親が胃に入れば同じと強弁して飯食わせていた、っていうのが飯の不味さの原因として描かれているけど、これ恐らくそういう詭弁でも強い立場(子供の時点で衣食住を握られている)から言えば押し通せるという毒親メソッドを学んでいるというのがより真実だと思う…
だから節約という反論しにくい点をあげつらって、旦那の美味しいご飯を食べてきたという事に対する、羨ましいと自分が飯を提供してやってるという自分の気持ちを隠して攻撃してる。
総菜を買わないのも、自分が家族の食を握っているというなんというか一種の権力へのしがみつきでしょう…
なので、ニンジンとブロッコリーの煮方についても、他人の指図を受けたくない(また手間をかけたり考えるのは嫌)あくまで自分が自分の方法でやってやっているという気持ちよさが好きで、それを努力やまして他人の気持ちを考えるのではなく、簡単に感じられる効率よく押し付ける方法に特化していくと…
このタイプの本当に厄介なのは、ひとつ冷静に考えれば非対称のことを当然のように言い出す。
いわゆる自分は良いけど他人は駄目
と、そもそも弱い相手や相手の弱みを探す事だけには時間をかけるので、家族、旦那は既に離婚が口から出てしまったけど子供も大変な目にあってないかなと危惧するところ…
本編にはそんな言葉は無く、おいらの幻聴なのだけど…
旦那「今年から少しだけど給料上がったよ」
嫁「このくらいのアップじゃまだ節約しないといけないわね、全部外食で済ませられるくらいの給料貰えるようになればいいのにね」
とか
子「学校で先生に絵が上手って褒められたー」
嫁「へー、でも子供ちゃん漫画家になるわけでもないのに絵がうまくてもしょうがないと思うなー
ママはもっと勉強が良くできるようになって欲しいなー」
とか…
(ちなみに子供がそれで悲しくてどうしようもなくて母親に怒っても、しれっと「ママ悲しい、ママ悲しい」って自分が悲しいことを盾にして逃げそう…
最初に子供に悲しい気持ちを与えたのはおまえなのにな…
(幻聴です…おいらの幻聴ですよ…
他人に我慢や不快を強いることで自己の支配欲求を満たそうとする人間は実のところかなり多い。