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ソフトウェア開発におけるガントチャートについて

論点

所見

根拠

ソフトウェア開発はプロジェクトが進行するにつれて予定外作業が発生する。建築や土木プロジェクトと異なり、物理的な成果物によって完成度を図れないため、見込み違いが発生しやすい事も原因である。

予定外作業が入ることで、ガントチャートは作り直しを余儀なくされる。この時、予定外作業が1つだけならよいが、大抵は同時多発的に発生する。

ガントチャートを作り直すとき、あるタスクが全体にどのような影響を及ぼすかの見極めは実際困難である。また、見極めも直感に頼る面が大きく、信頼性に欠ける。

ガントチャートに現状を反映させようとすれば、日々ガントチャートの更新が必要になるが、それはもはや計画ではないため、本来の役には立たないし、更新する手間がかかる分負債にしかならない。

本来、ガントチャートは工程を管理するためのツールであり、工程内のタスクを管理するツールではない。

要するに、ソフトウェア開発のように日毎に状況が変化していくプロジェクトに対してガントチャートは適合しない。

結論

ガントチャートは勘弁してくれ。

では、どうすればよいか? については別途検討が必要だが、バーンダウンチャートがよろしいのではないかとの感触を得ている。