さて、これまで何度も指摘してきましたが、朝日新聞社の深刻な経営悪化により2021年の5月末に鮫島をはじめ多数の記者がリストラ退職。その前後からデジタル版で既存他ネットメディアの劣化版新企画始動、急に朝日新聞の記者たちがTwitterでお互いに紹介しあう、褒め合うという地道な活動を展開しています。
●朝日新聞記者がTwitterで「忖度」するもの
ずばりそれは社内序列です。
いくら権力の監視役を勝手に自称し、政治や社会を糾弾しようと、イキっていようと、偉そうなこと言っていようと、どんな記事を書いていようと、朝日新聞の記者も所詮会社員なんですよ。ゆえにTwitterでも社内人間関係の上下には逆らえない姿が投稿のひとつひとつから透けて見えています。
これは他の記者でもそうです。2021年6月から、おそらくは社内で指示があったのでしょう、多くの記者がやらされ感と不慣れ感と共に記者同士お互いほめあう、紹介しあう、という内輪の馴れ合い活動をしていますが、その中でも先輩だから紹介するケースが多々見られます。普段散々大きな敵と戦い「忖度」だのと政権を糾弾している記者たちが逆らえず、忖度せざるを得ないのが社内上下関係というのが所詮サラリーマンの哀愁感があってもう可笑しくて。記事の内容ではなくて「先輩」だから気を遣って紹介するのねジャーナリストを名乗る君たちは。