最近、周囲のアラフォーぐらいの外資系勤務者(複数社をまたぐ)の「キャリアクライシス」を目撃することが多い。共通しているのが「特に仕事そのものには興味はないが待遇が良いので何となく続けてしまった結果、これ以上『何となく』では続けられないところまで来てしまって行き先がない」というもの
「当人にとっては面白くも何ともないが要領さえ良ければそれでも務まる上に高給にまであり付ける」という仕事の存在は、昔にはなかったタイプのキャリアクライシスを招いているように見える。もしかしたら外資あるあるなのかもしれないが
この手の問題は日本企業でもあるあるだと思うんだけど、外資だと「それだけだと上のキャリアに進めない(例えばある勤続年数から先はpromoteできないとか)」ということが起きて、いざ違う仕事に移ろうとしてもゼロからやり直すとなると職位も給料も下がるので躊躇してしまう、とかいうことになりがち